コンパクト デュアルヘッドレーザー
532nmNanoレーザーシステムの共振器2つを1つのレーザーヘッドに納めたデュアルヘッドレーザーシステムです。
- 小型でかつ頑丈なレーザーヘッド
- 最大パルスエネルギー200mJ@532nm
- 3倍波(355nm)、4倍波(266nm)発振可能
- 最大周波数100Hz
- 低拡がり角オプション可能
- 長いランプ寿命
DESCRIPTION
製品概要
Nano PIVシリーズ概要
Nano PIVレーザーシステムはNanoレーザーシステムの共振器2つを1つのレーザーヘッドに納めたデュアルヘッドレーザーシステムです。
TTL信号を入力することで各共振器の発振を制御する事が可能なためPIV用途はもちろん、共振器1つだけを使用するアプリケーションにも対応が可能です。
小型なレーザーヘッドでありながら最大パルスエネルギーは200mJ@532nm、最大周波数は100Hzまで発振可能モデルがございます。
また、共振器内シャッターが装備されている為使用上の安全対策も施されています。
以下のように、パルスエネルギー、繰り返し周波数や共振器タイプの違いによって、3つのシリーズに分けられています。
シリーズ名 | パルスエネルギー@1064nm | 繰返し周波数 | 特徴 |
---|---|---|---|
Nano S PIVシリーズ | 最大65mJ | 最大30Hz | 安定型共振器タイプ コンパクトモデル |
Nano L PIVシリーズ | 最大200mJ | 最大50Hz | 安定型共振器タイプ |
Nano T PIVシリーズ | 最大180mJ | 最大100Hz | テレスコピック 安定型共振器タイプ ビーム拡がり角 <0.8mrad |
共振器タイプ毎の特徴について
安定型共振器:NanoS PIVシリーズ、NanoL PIVシリーズ
安定型共振器はフラッシュランプ励起Nd:YAGレーザーシステムの中で最も多く使用されている共振器デザインです。M2値はマルチモードですが、発振エネルギー効率が優れており様々な繰返し周波数設定下でも安定したパルス性能(パルスエネルギー、ビーム品質等)を維持してお使い頂けます。レーザービームはフラットトップに近い形状をしています。
テレスコピック安定型共振器:NanoT PIVシリーズ
テレスコピック安定型共振器は安定型共振器内にテレスコープを内蔵することで、低いビーム拡がり角を実現する共振器デザインです。ビーム品質はM2値:3~4程度でガウシアン共振器よりM2値は劣りますが、発振エネルギー効率が優秀な為テレスコープの調整をする程度で様々な繰返し周波数下でも安定したビーム性能でお使い頂けます。
APPLICATION
主なアプリケーション
CATALOG