蛍光イメージング

蛍光イメージングとは、特定のタンパク質や細胞器官に蛍光試料で目印をつけ（蛍光標識）、その試料の励起バンド内の波長のレーザー光を当てることで蛍光を引き起こし、生体の機能や構造を蛍光顕微鏡によって可視化する技術です。

生命科学・医療分野で広く使われており、また蛍光寿命イメージング（Fluorescence Lifetime Imaging Spectroscopy）にも使用されています。

蛍光イメージングにおすすめのレーザー

発振波長の豊富さからダイオードレーザーが広く使われていましたが、DPSSレーザー技術が向上したことで蛍光イメージングに適した発振波長モデルがラインナップされてきています。
DPSSレーザーはダイオードレーザーと比べて非常に線幅が狭いため高価なフィルターセットを必要とせず、より安定したレーザー出力安定性能で動作することが出来ます。

英国最大手のレーザーメーカーであるNovanta（Laser Quantum）社は、世界中の研究機関における理化学用途や生産装置組み込み用といった工業用途など、幅広い分野にその製品が採用されています。全てのモデルがインターネット回線を介してエンジニアがリアルで診断/調整を行うことが出来る機能を有しており、非常にメンテナンス性に優れています。

gemシリーズ

♦低価格・小型・フルリモート制御モデル

装置組み込みに最適な低価格CW（連続）発振DPSSレーザーシステムです。非常に小型なレーザーヘッドデザインでありながら低ノイズ、そして高品質なビーム、出力モデルは100mWから最大2Wモデルまでラインナップがあります。
発振波長が異なるモデルでも同じサイズで設計されているため、顕微鏡システムへの設置・据付を容易に行うことが出来ます。

低価格、コンパクトgemレーザーシステム

ventusシリーズ

♦液晶モニター内蔵型のスマート電源をもつスタンドアローン型

671nm、660nm、561nm、532nm、532nmの狭線幅モデルと幅広い波長バリエーションがあるCWレーザーシリーズです。
発振波長が異なるモデルでも同じサイズで設計されているため、顕微鏡システムへの設置・据付を容易に行うことが出来ます。

高安定性、高機能ventusレーザーシステム

レーザー詳細仕様のご説明、お客様のご用途/ニーズにあわせてレーザーシステムのご提案を致しますので、お電話(03-3351-0717)もしくはお問合せフォームよりお気軽にお問合せください。