DNAシーケンサ

DNAシーケンサとは、DNAの塩基配列を読み取るための装置です。レーザーを照射することでDNA断片からの蛍光を検出でき、読み取りに繋がります。

1970年代に塩基配列決定法が開発され、バクテリオファージφx174の全ゲノム配列が決定されたときと比べ、現在は自動化および高速化が実現しています。
1990年に発足されたヒトゲノム計画は世界中の科学者が約10年の歳月をかけてヒトゲノムの塩基配列の解読を終了しましたが、現在では1日程度で解読を行うことができるようなっています。

大量のDNA断片を高速に並列の処理するための最も早い方法はA（アデニン）、T（チミン）、G（グアニン）、C（シトシン）の塩基対に標識化する蛍光色素を使用し、選択的に蛍光色素を励起するために単色のレーザー光が使用されます。
レーザー光は解析の速度、データの正確さの重要なファクターになります。

DNAシーケンサにおすすめのレーザー

英国Novanta（Laser Quantum）社レーザーシステムは小型、高安定性、堅牢さを兼ね備えており、DNAシーケンサ用途として年間数千台のレーザーシステムを出荷しています。
発振波長は473nm、532nm、561nm、640nm、660nm、671nm、1064nmをラインナップし、全て共通の設計デザインになっています。

gemシリーズ

★低価格、コンパクト、フルリモート制御

gemレーザーシステムは低コスト、小型、フルリモート制御機能の為装置組み込み用に適しています。

低価格、コンパクト、フルリモート制御gemレーザーシステム

ventusシリーズ

★高安定性、高機能

ventusレーザーシステムは液晶モニターのついたスマート電源を装備したスタンドアローンレーザーシステムです。

高安定性、高機能ventusレーザーシステム

opusシリーズ

★高出力

opusレーザーシステムは高出力発振モデルながら、高い出力安定性・低ノイズの高性能レーザーシステムです。

高出力、高安定性・低ノイズopusレーザーシステム

レーザー詳細仕様のご説明、お客様のご用途/ニーズにあわせてレーザーシステムのご提案を致しますので、お電話(03-3351-0717)もしくはお問合せフォームよりお気軽にお問合せください。