マルチモード高パルスエネルギーレーザー
532nm527nm351nmDMシリーズはPhotonics Industries International社レーザーの中で最も高いパルスエネルギーを発振するように設計されたナノ秒DPSSレーザーシステムです。Nd:YAG、Nd:YLFを媒体とし、最大100mJ@527nm(1kHz)モデルや最大50kHz繰返し周波数モデルまでラインナップしています。
- 高いパルスエネルギー 最大100mJ
- ダブルパルス発振可能(PIV用)-パルス間隔 1μsecから可変-
- コンパクトでハイパワー
- イントラキャビティー構造が高調波結晶の高寿命を実現
- 全て19インチラックマウントサイズの電源とチラー
- ファイバーオプション有り
- デュアルヘッド可能
- アニーリングに最適(IGBTなど)
DESCRIPTION
製品概要
DMシリーズ概要
発振波長は可視光(GRN:532nm/527nm)と紫外光(UV:351nm)発振モデルをラインナップし、高い繰返し周波数、高パルスエネルギー発振高いパルス安定性を兼ね備えているため、
Ti:サファイアレーザーの励起用光源、PIV(Particle Image Velocimetry)、アニーリング用途に最適なレーザーシステムです。
DMシリーズにはNd:YLFとNd:YAGを媒体として特徴の異なる2タイプがあります。
シリーズ名 | 波長 | パルスエネルギー | 繰返し周波数 |
---|---|---|---|
DM YLFシリーズ | 527nm | 最大100mJ@1kHz | 最大10 kHz |
DM YAGシリーズ | 532nm | 最大20mJ@10kHz | 最大50kHz |
DM UVシリーズ | 351nm | 最大50 mJ@1kHz | 最大5kHz |
DMレーザーシステムは1つのレーザーパルスを2つに分離する機能(PIVオプション:オプション機能)にも対応しています。
また、DMレーザーシステムには2台のレーザーヘッドを1つの筐体に納めたデュアルヘッドタイプ(DM-DHシリーズ)レーザーシステムもございます。
性能比較表
DM(YAG) | A 社 | B 社 | DM(YLF) | C社 | |
出力 | Max 200W@10kHz | Max 30W@10kHz | Max 420W@10kHz | Max 150W@3kHz | Max 100W@3kHz |
Pulse Energy | Max 20mJ | Max 3mJ | Max 42mJ | Max 100mJ | Max 60mJ |
繰返し周波数 | Single – 50kHz | Single – 20kHz | Single – 30kHz | Single – 10kHz | Single – 10kHz |
パルス幅(ns) | 120~200 | 120 | 75~180 | 100~180 | 210~270 |
M2 | 15~25 | 10 | 28 | 10~16 | 25 |
拡がり角(mrad) | <10 | – | <6 | <8 | <8 |
ヘッドサイズ | 661×165×117 | 725×140×140 | 1600×360×253 | 661×165×117 | 812×254×145 |
APPLICATION