OPCPAに最適 venteon dual

OPCPAに最適なデュアルヘッドモデル。
  • デュアルレーザー
DESCRIPTION

製品概要

モデルventeon dualはブロードバンドfew-cycle OPCPA(Optical Parametric Chirped Pulse Amplifier)用途向けのフロントエンドに最適なモデルです。パルス幅<5.5fsのレーザー光をNOPAを用いてYbベース増幅器のシーディング用として20pJ@1030nmまで増幅することができます。出力ポート1からは<5.5fsパルスを発振し、このレーザーパルスはオプションによりventeon CEP5と同じくCEP安定化を行うことが可能です。出力ポート2からは スペクトル幅の広帯域化がされていない波長1030nm、スペクトル幅10nm(FWHM)、20pJのパルスを発振します。このレーザーパルスはオプションにより>1nJまで増幅することが可能です。

venteonシリーズについて

venteonレーザーシリーズは市場にあるフェムト秒レーザーの中で最も短いパルス(<5fs)を発振することが可能なventeon ultraを含む、数サイクル(few-cycle)フェムト秒パルスレーザーシリーズです。
Venteonシリーズは4つのモデルがあります。
・venteon power:中出力モデル(パルス幅<8fs、出力560mW)
・venteon ultra:市場最短パルス幅モデル(パルス幅<5fs、出力240mW)
・venteon dual:デュアルヘッドモデル
・venteon CEP5:CEP安定化モデル(パルス幅<5.5fs、出力220mW)

オクターブに近いスペクトル出力により、venteon ultraはスペクトルを別途広げる必要がなく、直接CEP(Carrier-envelope phase/キャリアエンベロープ位相 )制御を安定化させることが出来ます。
venteonの共振器には全てイオンビームスパッタ法を用いて製造された分散補償ミラー(DCM)を使用しています。そのため、卓越した位相制御を可能にし、理論値に近いレーザーパルスを得ることが出来ています。
venteonレーザーシステムはインターネット回線を介してエンジニアサーバーにアクセスし、リモートでの診断/調整メンテナンスを行うことが出来ます。その為、システムを導入後にメンテナンスが必要な場合でも装置や研究室に設置した状態で対応を行うことが可能です。
またventeon ultraレーザーには、パルストレインモニターオプション、繰返し周波数制御オプション、パルスタイミングのアクティブロックオプションなど様々な用途に対応するオプションがあります。

APPLICATION

主なアプリケーション

SPEC

スペック

モデル名 venteon dual
発振波長 830nm ±30nm
平均出力 >220mW
パルス幅 <6fs(Measured)
<5.5fs(FTL)
スペクトル幅 >300 nm
繰返し周波数 80 MHz
パルスエネルギー >2.75nJ
ビーム径 1.2 mm ± 0.3 mm
ビーム拡がり角 <3 mrad
モード <1.2
出力安定性 <1 %
光ノイズ <0.1 %
偏光比 >100:1
偏光方向 Horizontal(水平)
動作温度 21 °C ±3 °C
CATALOG

カタログ・ホワイトペーパー

LINEUP

製品ラインナップ

モデル名 平均出力パルス幅繰返し周波数
venteon power >560mW<8fs(Measured)
<7.5fs(FTL)
80MHz
venteon ultra 240mW<5.5fs(Measured)
<5ft(FTL)
80MHz
venteon dual >220mW<6fs(Measured)
<5.5fs(FTL)
80 MHz
venteon CEP5 >220mW<6fs(Measured)
<5.5fs(FTL)
80 MHz

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